試食実演販売レポート:もっちり旨い国産大麦100%麺!広島県、瀬戸内麺工房なか川さん(代田食品館7月14日)

瀬戸内海を臨む、広島県大竹市で麺づくり一筋70年の瀬戸内麺工房なか川さん。

しこしこツルッとした食感が地元広島で大人気のなか川さんが、今回、新商品をひっさげて代田食品館で試食販売、そして試食セミナーを行ってくれました。

瀬戸内麺工房なか川 × 信濃屋

国産大麦100%の麺!

大麦というとウイスキーや麦焼酎・麦茶などの飲み物、麦飯などをイメージして、麺の原料というイメージはあまりありません。

ラーメンやうどん、パスタなどの麺類は一般的に、小麦粉から作られます。
今回試食販売を行って下さったなか川さんの麺は、大麦100%で作られています。

これまでにも大麦と小麦のブレンド麺はありましたが、大麦100%の麺作りは難しく、ほとんど開発されていなかったそう。

けれど、試作をした大麦麺を食べるともちっとした食感でとても美味しいこと、そして小麦にはない栄養成分に魅力を感じ、親しくしている熊本の製粉会社より話をいただいたことを機に、なんとか製品化できないかと本格的に開発に乗り出しました。

そして、ようやく麺屋であるなか川さんと製粉会社の、長年の試行錯誤と技術の開発により、遂に大麦100%の麺が完成しました。

大麦は食物繊維が豊富

大麦は食物繊維が大変豊富で、便秘解消・腸内環境の改善に効果があります。

中でも、βーグルカンといわれる水溶性の食物繊維が含まれており、このβーグルカンは、糖の吸収スピードを抑え血糖値の上昇を穏やかにする働きが認められています。

瀬戸内麺工房なか川 × 信濃屋

製造は、小麦粉よりかなり大変

小麦粉と大麦の大きな違いはグルテンの有無。

小麦粉には、グルテンという粘り気のあるタンパク質が含まれており、これが細長い麺を作るのに適しています。
対して、大麦はグルテンを含んでいないため細長く伸びにくく、大麦だけで麺を作るとボロボロになってしまうそうです。

これを、幾度となく試作と研究を重ね、製粉技術や特殊な機械・熟練の経験と技術によって、大麦100%の麺の製品化が可能となりました。

けれど、大麦100%の麺は、小麦粉の麺の製造の5倍の時間がかかるそうです。

試食セミナーの模様

参加されたお客様にゆっくり椅子にお座りいただいて、茹でたての大麦100%の麺を試食していただきました。

最初に試食したのは、下の2種。

瀬戸内麺工房なか川 × 信濃屋

麺は熊本県産の大麦を使用しています。

下の写真、右上のネギの入ったタレが、木桶仕込み醤油の弓削多醤油さんと、瀬戸内麺工房なか川さん、そして信濃屋とコラボレーションした醤油ダレ。
その下のゴマの入ったタレが、広島名物の赤辛ダレです。

瀬戸内麺工房なか川 × 信濃屋

大麦100%の麺。初めていただきます。

最初に感じたのは、もっちりとして、とてもコシが強いということ。
このもっちりとした感じが、大麦100%の特長で、小麦粉だけではここまでもちもちした感じは出せないそうです。
大麦は吸水性がいいので、このようにもっちりとした食感になるそう。

そして、よく噛むとほんのり大麦の優しい甘みを感じます。

次に試食したのが、大麦ではなく小麦粉で作られた「広島ラーメン」。
のびにくいので、「麺を茹でた鍋にスープを入れてすぐできる」という手軽さがウケて地元広島では大人気だそうです。

瀬戸内麺工房なか川 × 信濃屋

丁寧語をお話されながらも広島弁の感じられるなか川さん。
多くのお客様がご興味を持たれ、中川さんのお話に熱心に耳を傾けてくださいました。

瀬戸内麺工房なか川 × 信濃屋

とっても珍しい熊本県産大麦100%の麺。
広島名物の赤辛ダレ。
先程ご紹介したつけ麺のタレでコラボレーションしてくれた埼玉県木桶仕込み醤油の弓削多醤油さん。

試食販売を通して、信濃屋で日本各地の美味しくて安心なものを見て聞いて食べていただける素敵な時間をご提供できるよう、これからも様々な企画を考えております。

ご来店いただきましたお客様、誠にありがとうございました。
瀬戸内麺工房なか川さん、ありがとうございました。

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瀬戸内麺工房なか川

創業明治23年、醤油醸造店を前身とし、昭和23年より麺づくり一筋70年。
手間ひまかけた特別製法で、広島のみならず全国で人気の麺工房。

http://www.nakagawaseimen.co.jp/
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本当に美味しいものには理由がある!

信濃屋ではお客様に商品のよさを知っていただき納得してご購入いただくために、その商品を作っている生産者による試食販売を定期的に実施しています。

生産者自らが商品の良さ、商品に対する想いを発信することで、よりお客様にその商品について理解し納得してご購入いただく機会になればと思っています。

本当に素晴らしいものを作っている生産者とお客様をつなぐ、それが信濃屋の役目です。

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