【お客様向け無料セミナーレポート】深大寺そば(代田食品館12月15日)

東京調布市の名刹深大寺は、そばが美味しいことで有名です。現在、門前を中心に20数店舗が営業しており連日観光客で賑わっています。
今回はその深大寺そばのセミナーを開催しました。講師には、深大寺のそば屋の9割にそば粉を卸している、創業大正15年、70年の歴史を持つ製粉会社、島田製粉の島田社長をお招きしました。
深大寺そばの美味しさの秘密を教えていただきました。

深大寺そば × 信濃屋

深大寺そばの歴史

深大寺そばのはじまりについては諸説あるようですが、江戸時代、深大寺周辺(現在の東京都調布市)の土地は米の生産に向かなかったため、小作人はそばを作り、米の代わりにそば粉を寺に納めていたそうです。寺では来客時そばでもてなし、それが深大寺そばのはじまりと言われています。
更に、三代将軍徳川家光が鷹狩りの途中で立ち寄った際に、その味を大変気にいられ推奨されたことから深大寺そばが世に広まったと言われています。
また、深大寺の総本山である上野寛永寺の門主第五世公弁法親王はこのそばを非常に気に入っており、「献上蕎麦」でもあったそうです。

深大寺そば × 信濃屋

そば粉の挽き方の違いと特長

深大寺そばのそば粉は石臼で挽かれています。
そばの実を挽き込むと最初に栄養価が高くでんぷん質の多い中心部分が粉になり、それを1番粉といいます。
更に挽いていくと、より外殻に近い部分が挽きだされ、順に2番粉、3番粉、4番粉、となり、最後に残った部分をサナゴといいます。
1番粉が最も白くキメ細かく、外殻に近ずくにつれて色が黒っぽくなっていきキメも粗くなっていきます。

触ってみましたが、微妙に手触りが違いました。

深大寺そば × 信濃屋

深大寺そばの特長

深大寺そばは寺への献上品として最高級のそばの実により、100年近く続く昔ながらの製法を守った石臼挽きの1番粉を中心に使用しています。そのためそばの色が白っぽく、口当たり良くのど越しの良い上品な味わいが特長です。
また、長さは伝統の一尺(約 33cm)です。

乾麺で家庭でも美味しく食べられる!

「深大寺そば」の乾麺は、深大寺のおそば屋さんに卸しているそば粉と同じそば粉を使用しています。無添加で塩と水のみで、自然乾燥によって作られた乾麺です。

セミナーで試食させていただきました。
白っぽくとても綺麗な艶のあるおそば。つるっとした喉越しでいくらでも食べられそうでした。

深大寺そば × 信濃屋

そばの乾麺で茹で時間が5~7分と長いものがありますが、一概には言えませんがそば粉以外のものが入っていると長くなってしまう場合があるそうです。
深大寺そばの乾麺は純粋にそば粉のみなので、茹で時間が3分以下と短くていいそうです。

年越しそばの意味

大晦日に食べる「年越しそば」。毎年の恒例行事としてなんとなく食べていましたが、ちゃんと意味があるとのことです。

そばは長く伸ばして細く切って食べるものなので、細く長くということから「健康長寿」「家庭寿命」などの縁起を担ぐという意味で食べるようになったのが一般的な説だそうです。

そばの基本知識から、深大寺そばの歴史や美味しさの秘密など、30、40分の短い時間でしたが充実した内容で、実際に試食もでき大満足のセミナーでした。

今回も多くのお客様にご参加いただきました。ありがとうございました。
島田社長、楽しいセミナーをありがとうございました。

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今回ご協力いただいた企業様

島田製粉株式会社

創業大正15年、70年の歴史を持つ製粉会社。乾麺製造では日本最古。
深大寺のそば屋の9割は、島田製粉のそば粉を使用している。
寺への献上品として、こだわりの素材に伝統の匠の技で、最上級のそば粉を作っている。

島田製粉株式会社ホームページ
http://www.shimadaseifun.co.jp/

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